松本・夏期学校
3年ぶりの、松本での夏期学校が近づいてきました。(対面、オンラインとの二本立てハイブリッド開催ですが)
私は上級生の弦楽の指揮を仰せつかり、松本に行きます。
最初、2年前に依頼されたのですが、対面夏期学校自体が中止となり、今年となりました。
曲は、ドボルザークの弦楽セレナーデ、1、5楽章。
この曲は、スズキメソード京都の弦楽合奏団「コンチェルティーノ・ディ・キョウト」の第12回演奏会の時に客席で聴かせていただき、その美しさに感動したことを今でも憶えています。
ドボルザークはこの曲を1875年に作曲したわけですが、音楽という芸術は、いつ、誰のために作曲されたかは、それほど重要ではありません。
7月30日の午後のコンサートで演奏予定ですが、まさに、その日にこの曲が生まれると言って、過言ではありません。
依頼の連絡をいただいてから、ずっとワクワクしていますが、このワクワク感を生徒さん方に伝えることが出来ればと願っています。
と言っても、これは特別なことでは無くて、普段の弦楽団の練習でも、同じ気持ちで取り組んでいますから、京都の生徒さん方にも、わかってもらえると嬉しいです。
このような状況下で、生徒さんには積極的に、夏期学校への参加をお勧めしませんでしたが、来年、好転する事を期待して、今からご予定下さればと思います。